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2005年 02月 11日
『The Beatles』(White Album) The Beatles
いやぁ、長いようであっという間の1年間だった。最初の頃は何を書いたらいいかわかんなかったし、途中何度もスランプ(文章が思い浮かばない、テーマが見つからない、なんかね)に陥って止めようと思ったり、仕事が忙しすぎて書けなかったり、ホントに結構キツかった。 でも、アップしてなくても結構たくさんの人が覗いてくれたり、紹介したCDについてコメントをもらったりが励みになって続けてこられた。読者の皆さん、ありがとうございました。それに、やっぱし僕はTOWERが言ってるみたいに「No Music No Life」なんだよなぁ、ってことを実感できる1年でもあったし、過去のコラムを読み返したりすると、恥ずかしいような懐かしいような何とも甘酸っぱい気分になれるし、blogっていいなぁなんて感じもね。 と、自分で自分を褒めてあげたい記念日のパートナーはなんとなく前から決まっていたこのWhite Album。The Beatlesは実は初登場なんだけど、それは、このバンドが僕の中ではかなり断トツに特別な存在で、とりあげるのに1年かかったってこと。ホントは結構レギュラー的に聴いているんだけど、なんかコメントするのは恐縮な感じもあり、躊躇していたんだな。 ってことで、やっぱり音については偉大すぎてコメントできない。僕はThe Beatlesという奇跡のユニットが残した最高傑作だと思ってる。人によっていろいろ意見が分かれるところだけど、このalbumで展開された無数の挑戦的がその後に産まれた大多数の音楽の源だと思う。ただ、身を委ね、口ずさみ、何度も頭の中で反芻すればいい。それだけ。 来週からは2年目突入なのでますます頑張ろうという気分。この連休でCDでも買っておこうかな。では、今後ともよろしく。 #
by dharmagreg
| 2005-02-11 01:38
| 英
2005年 02月 10日
『Lunapark』 LUNA
と、怒涛の勢いでvol.199行くぜ。 行きが「冬の朝焼け」なら、帰りは「冬の夜空」ってことで選んでみたCD、元Galaxie500のDean Wareham率いるLUNAの1st。去年の夏にnew albumも出して、よかった生きてた感があったけど、これまたホントに日本では不人気で、片割れのDamon&Naomiのほうが売れたりしてる。別に悪くないけど、Galaxie好きにはこっち。銀河から月へ宇宙つながり。 1992年リリースってことで既に13年も経ってるけど、全く古さを感じさせない素晴らしい傑作。stoicを音にするとこうなる。今日は月が見えなかったけど、青くて眩しい冬の月ってイメージ。 それにしてもサッカーは日本が勝って良かったよね。隠してた訳ではないけど実はサッカー好きなので、今後も目が離せない。 #
by dharmagreg
| 2005-02-10 01:22
| 米
2005年 02月 10日
『QUIET CITY』 [Bonus DVD] PAN AMERICAN
昨日はまたまた結構深く行ってしまい、アップできず。結果、明日の1st anniversaryを記念すべき200回で迎えるために、今日は2コラムあげないといけないんだよね。でも月曜日は少し手抜き&自己満足感が強いので反省もしているので通常バージョンに戻ろうと思う。 と、いつも前置きが長くてウザイよねってのもあるので早速今日の痛勤CDを紹介。深いっていうかほぼ朝まで飲んでいたので完全に酔っ払い状態で出社したんだけど、透明で少し春を感じさせる朝にはやっぱこのPan American。この前紹介したKrankyの最重要バンドのひとつLabradfordのMark Nelsonのソロプロジェククト。略してPAN AM(パンナム)。 日本ではホントに全くといっていいほど売れてないけど、冬の朝焼け(夕焼けの方が似合うけど)の中スローモーションで流れる景色のようなdroneサウンドは一聴の価値ありなので要チェック。この最新作にはホントに夕焼けの遠景が流れるロードムービーのようなDVDの付録も 付いてるし、(30分以上の尺で、もちろんregion free!)さすがKrankyさん太っ腹っす。 ちなみにKrankyといえばLowで、もちろんChicagoってことで、尊敬するAlbini教授やDragcityやThrill JockeyでTortiseなんだけど、元祖postrockユニットGalaxie500(from NYC)なんかの影も見え隠れしてる。Thrill Jockeyには大好きなTrans Amという PAN AMとよく似た名前のバンドが居たりもするし、やっぱdowner東海岸系は面白い。 絶対良い。断言。ということでvol.198でした。 #
by dharmagreg
| 2005-02-10 01:07
| 米
2005年 02月 07日
先週後半は出張が入ったりであえなくアップを断念。Frank Black特集で突き進むつもりだったのにね。申し訳ない。いつか仕切り直しでBlack PIXESで再チャレンジするぞ。
ところでご存知でした?実は今週の木曜日2/10は何の日か。実は当「痛勤音楽」が晴れて1周年を迎える。苦節1年、すごい快挙!ということで、今週は完全に自己満足の『勝手に!Beast of イケテルコンテンツ』を敢行。それって手抜きじゃん、てな感じかもしれないけど、なんだかもう一度誰かに読んで欲しい。ただ、それだけ。ちなみにアマゾンもリンク切れだったので修正済み。 ということで初日は、昨年の2/10(記念すべき誕生日!)のコラムの再録。Wmmm・・・、勢いあるなぁ・・・・。我ながら。では、明日。 -------------------------------------- No.001 at 02/10/2004 『tour de france』 KRAFTWERK さすがテクノの始祖。完璧な電気系ハーモニー。オヤジスメル&プンプンババァを完全にブロック。 #
by dharmagreg
| 2005-02-07 22:33
| 独
2005年 02月 03日
昨晩はメンテナンスでアップできなくて少し苛ついたけど、今日、動きがすごく軽快になってるのでビックリ。exiteは偉い。ということで、今日の痛勤音楽です。
---------------------------------------- 『BLACK LETTER DAYS』 FRANK BLACK AND THE CATHOLICS いやぁ忙しい。このご時世なので有難いことではあるが極端過ぎる。音楽をゆっくり楽しむ時間が無いのでやっぱ通勤時間は重要だ。 と、得意のボヤキで始まった今日は、一昨日に引き続きFrank Blackをセレクト。彼の成功の光と陰なんてことを書いてみたのでその気分を引きずりながら聴いている。この作品は、ソロ活動の後期にあたる2002年のリリースで、98年以降彼のサポートを努めるThe Catholicsを従えての力作。 音は、これより以前から続く、folkyでtex-mexでbluesyでwesternな音。たまにPIXIESっぽいひねくれPOPな展開もあるけど、基本的には土臭い西部とか、泥臭い南部の世界。こんなmaniacな事やってるから一般の人にはPIXESの頃は良かったなんて言われちゃうんだよね。ヤレヤレ。 でも、彼のそんなmaniacさは、狂ったように「Western」に接近し、繰り返しそのイメージを作品にし続けた元祖奇天烈アメリカ人作家、W・S・Burroughsにも通じるところがあって僕は好き。cowboyとかoutlawって格好良いもんね。もちろん想像だけど、Boston出身の白人でハゲで太っちょなインテリのコンプレックスじゃないかなぁ。まさにambivalent。 と、訳のわからない話になったけど、さすがBlack。いい曲もたくさんあるし、バックは基本的に凄いテクのバンドだし、後半の高揚感のある展開などもあって聴き所はたくさん。M1のTom Waits「The Black Rider」のcoverのノリもいいけど、個人的にはM7やM12の侘び寂びbluesとかM14やM16の疾走系ヒネクレrock'n rollかな。albumとしてちょっと長すぎるきらいはあるが、american-roots music好きにはかなり楽しめる内容。ま、声には好き嫌いがあると思うけどね。 #
by dharmagreg
| 2005-02-03 01:10
| 米
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