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2004年 03月 27日
『ATAK002』 Keiichiro Shibuya + Yuji Takahashi
今日もPULSE NOISE。電気系はクセになる。 このアルバム『ATAK002』は若手サウンドアーティスト渋谷慶一郎と現代音楽の巨人、高橋悠治という二人の日本人によるコラボレーション。渋谷が主宰する音響系レーベルATAKからの2枚目。かの水牛楽団の高橋が電子迷宮に帰還した、記念すべき作品という意味で画期的。 音の方はどっちかといえばPULSEよりもNOISE系。音圧の高い断続的なチクチク音のコラージュが聴覚神経を直撃。耳って脳にかなり近い器官なんで、まさに脳髄に突き刺さる感じ。できればかなり大音響で聞いて頭の深奥部に刺激を送り込んでみよう。眠っている何かが覚醒するかもしれない。 それと全体的にgroove感があるのも特徴で、中でもNo.011などはこの手の音のかなり新しいカタチではないかと思う。PULSE BEAT TECHNOって感じ。ATAKはタダモノデハナイ。池田亮司といい、この分野での日本の才能はスゴイ。 とてもセンスのいいスチレン製のジャケットに包まれたこの作品。レアですが、まだまだ入手は可能でしょう。 でもホントのところ、これも朝の通勤には向かないかな。 もっと詳しく知りたい人は、佐々木敦センセイのコラムを読むべし。
by dharmagreg
| 2004-03-27 01:26
| 日本
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